2016年12月28日水曜日

忘年会

こんにちは、学部4年の相田です。すごく久々にブログを書きます(笑)

年末ということで、大原研究室でも忘年会に行ってまいりました!
このブログの最初の投稿が今年の4月の新歓だったので、僕が来てからも、このブログが始まってからも8カ月も経過したことになります。
あっという間の1年間でした~。

一次会は冬なので暖かい鍋を食べ



二次会は先生がオシャレなお店に連れて行ってくださいました。



一次会も二次会も最高でした。


これで今年の疲れもばっちり癒して、来年からも研究頑張りたいと思います。




おまけ
年末なので今年ブログを投稿した数を数えてみました

内田さん11回
大嶋さん6回
梅川君7回
相田8回
合計32回

皆が書き忘れた時にしっかり書いてくれる内田さんがぶっちぎりでしたー。流石。
来年はもっとブログの更新も頑張りますので、ぜひまた覗きに来てください。

2016年12月5日月曜日

種生物学シンポジウム

最近私しかブログを書いていないのは気のせいでしょうか(笑)
こんにちは。M1の内田です。
今回は12月2日~4日に行われた種生物学シンポジウムについてお伝えします。

今回の種生物学シンポジウムは大原先生が実行委員長ということもあり、資料の作成や会場設営などの準備を大原研全員で行いました。
大会4日前に急な会場変更の連絡もありましたが、なんとか開催できて良かったです。

プログラムは1つ1つ手作りです!!

ポスター発表は大原研の学生全員が行いました。ポスター作成の傍ら大会の準備もあり大変でしたが、貴重な経験ができたと思います。
発表当日は多くの方から、研究に関しての意見をいただき、とても勉強になりました。種生物学シンポジウムに参加した皆様、ありがとうございました。3日間お疲れ様でした。






2016年11月17日木曜日

高山植物保護ネット 市民フォーラム

こんにちは。立て続けの投稿となります、M1の内田です。
今日は11月12日(土)に行われた、北海道高山植物保護ネット主催の市民フォーラムの様子についてお伝えします。

大原先生からの挨拶


北海道高山植物保護ネットは、高山植物の保護や外来種・エゾシカ問題などに取り組む道内各地の自然保護団体から成り立っており、大原先生が代表を務めています。
今回の市民フォーラムでは、植物写真家である梅沢さんの講演や加盟団体の皆さんの活動報告のほかに、若手研究者による研究紹介として大原研から私と相田くんが発表を行いました。

発表の様子①

発表の様子②

一般市民の皆さんの前で発表する機会というのはなかなかないので、とても良い経験になりました。発表後、「分かりやすかった」や「面白い研究だと思った」などと多くの方から感想をいただき、今後の研究に向けての励みになりました。

北海道高山植物保護ネットのfacebookにも、このフォーラムの様子が投稿されているので、興味のある方はそちらも是非ご覧ください。

2016年11月1日火曜日

ナガボノシロワレモコウ調査 9・10月

季節はすっかり冬ですね。
お久しぶりです。M1の内田です。
今回は9~10月に行った調査の様子をお伝えします。

9月に入ってからは、結実した種子の採取が始まりました。個体間、花穂間で種子生産(結果率)を比較するために、持ち帰った花穂は1つ1つ顕微鏡で種子数を確認しました。1つの花穂に100個以上の種子が付くので、調査のない日は顕微鏡室にこもりっぱなしです(^-^;)


結実したナガボノシロワレモコウ


また、9月下旬と10月中旬には、道南や道東で新たな調査地の捜索とサンプリングを行ってきました。来年、複数の地域集団で比較を行う予定であるため、個体サイズや開花フェノロジーなど異なる集団を確認してきました。情報をくださった先輩方、ありがとうございます。



道南の個体は小型でした
日高地方にあるミヤマワレモコウ




















調査はほぼ終了し、これから残りの種数えや統計解析が始まります。近々行われる発表会に向けて、忙しくなりますが頑張ります!

 



2016年10月13日木曜日

マリモ通信その3

こんにちは。学部4年の梅川です。久々のマリモ通信です!今回は先日阿寒湖で行ったサンプル採取の様子と、多くの観光客が訪れたまりも祭りについてご紹介したいと思います。

10月5日に船で阿寒湖の各所を回り、観察とサンプル採取を行いました。今回が私にとってのシュノーケリングデビューということで、ドライスーツをしっかりと着用して、意気揚々と湖へと繰り出しました!泳ぎ自体はそれほど苦労しませんでしたが、秋も深まる季節柄ということで、厳しい寒さに打ちのめされました・・・。ですが普段船上からは見ることができない水中でのマリモを見ることができたので、水に入ることができて良かったと感じました!


水に入る様子。とにかく寒い!

10月8日から10日には、毎年恒例のまりも祭りが開催されました!8日には若菜さんによるセミナーののち、生育地観察会が行われました。一般の方々がマリモ生育地に入る機会はなかなか無いため、参加者の皆さんは興味津々な様子でマリモを観察していました!


生育地観察会の様子です。

まりも祭り全体を通じて、多くの方々のマリモへの思いを感じることができ、私にとっても忘れられない体験となりました。最後に、9日に行われたたいまつ行進の写真を載せておきます。次回もご期待ください!




2016年8月26日金曜日

広尾中学校修学旅行受け入れ

ご無沙汰しています。雨を呼び寄せる大嶋です(笑)
台風10号はなんであんなに迷子なんでしょうかね?

さて、8月26日に広尾中学校の中学3年生が修学旅行で北海道大学に来てくださいました。今日はその模様をお伝えします。

今回は中学3年生20名、引率の先生が3名いらっしゃいました。まず、私たちが所属している環境科学院の実験室の見学を行いました。

その後、北大構内を散策しました。
散策では、まず博物館に行き見学しました。博物館は先月リニューアルオープンしました。
クイズなどの面白い展示も増えていて、引率しながら楽しませてもらいました。

博物館のクイズゲームを楽しむ中学生

展示もしっかりみてくれたかな?

次に理学部のステンドグラスを見に行きました。理学部のステンドグラスは本当にきれいなので、ぜひ見てもらいたかったのです。


ステンドグラス前で集合写真をとりました


その後、学校内のクラーク食堂で一緒にお昼を食べました。おかわりしている人もいて、びっくりしました。さすが中学生ですね!


クラーク食堂での一幕
学食のメニューはおいしかったかな?

今回の修学旅行でいろいろなものを見たと思います。大学を少しでも感じてもらい、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
広尾中学校のみなさんありがとうございました!





さくらサイエンスプロジェクト

こんにちは!学部4年の梅川です。久々の投稿です!

今月22日に、「さくらサイエンスプロジェクト」という事業のうちの1つのプログラムとして、高校生の皆さんが研究室に来てくださいました!今回来てくださったのは、札幌開成高校、茨城県の清真高校、そしてタイとベトナムの高校生です。

内田さんによる講義の様子

高校生の皆さんには、野外調査から遺伝解析の流れを説明し、実際に体験してもらいました!あいにくの悪天候のため、遺伝解析が中心となってしまいましたが、皆さん熱心に取り組まれていました。

ピペット操作を体験してもらっています

野外調査と遺伝解析の両方が大事なのだということ、また私たちがどのような研究を行っているのかについて、伝えることができたのではないかと思います。今回来てくださった高校生の皆さんの中から、研究に携わるような方が出てくることを期待しましょう!

2016年8月25日木曜日

ナガボノシロワレモコウ調査 8月

北海道にも台風が近づいてきていますね。
こんにちは、M1の内田です。今回は久しぶりに調査の様子をお伝えします。

7月下旬以降は気温の高い日が続き、一気に生長が進みました。
毎週計測していますが、私の身長を超えるほど花茎が伸びてきたので、そろそろ踏み台が必要ですね(笑)

8月に入ってからは花が咲き始めました

とあるお宅に植えられているナガボノシロワレモコウ
計測すると2.5mでした…

今年はワレモコウに産卵するチョウの個体数も非常に多く、たくさんの卵や幼虫を発見できました。今後、幼虫の捕食率やできた果実について調べる予定です。
果実ができるのは9月以降になります。その時はまた調査の様子を更新するので、ぜひご覧ください(^_^)

2016年8月6日土曜日

ラジオ局へ行ってきました!

こんにちは、暑い日が続いていますね、相田です。

さて、よく分からないタイトルだと感じるかと思いますが、AIR-G'という北海道のFMラジオ局に先日の4日木曜日に、研究室のみんなで行ってまいりました。
というのも、大原先生が出演の依頼を受けたので、それに合わせてみんなで見学に行った、ということなのです。

今回先生が出演されるのは、「ほっかいどう宝島」という番組で、北海道の自然や文化などの魅力について紹介している番組だそうです。

大原先生は北大にたくさんあるハルニレ(エルム、なんて呼んだりもしますね)と、北大の校章であり、僕も含めて大原研でずっと研究されているオオバナノエンレイソウについてお話ししていました。
ハルニレとエンレイソウの北大にまつわるエピソードやそれぞれの関わりなどなど、自分達も聞いていて勉強になりました。

繰り返しになりますが、FM AIR-G'の「ほっかいどう宝島」という番組で、8月21日(日)の夕方6時半からOAされるとの事、みなさんぜひチェックしてみてください。


パーソナリティーの山口さんと収録する大原先生


記念撮影してもらいました



2016年8月4日木曜日

広尾中・豊似中サポート学習

最近真夏日が続いていますね。こんにちは、暑さに弱い内田です。
今回は7月28日~29日に広尾中学校と豊似中学校で行ったサポート学習についてお伝えします。

今回のサポート学習では夏休みの宿題で分からないところを教えたり、勉強や進路についてのアドバイスをしたりしました。
豊似中は生徒数の少ない小さな学校ですが、夏休み中にもかかわらずほとんどの生徒の皆さんが参加してくれました。豊似中は28日の午前中のみという短い時間でしたが、多くの生徒の皆さんと交流できて良かったです。
(豊似中の写真がなくてごめんなさい(>_<))

広尾中では、28日は参加者が1~2人と想像以上に少ない人数でしたが(きっと大雨のせいでしょう…)、29日は前日とは打って変わって20人以上と大盛況でした。数学や社会など様々な分野の勉強を見て、昔こんなこと習ったなぁ…と懐かしくなりました。


 
中学生の皆さんには、今回学んだことを今後の勉強にぜひ生かして欲しいです。また、今回のサポート学習は私たちにとっても貴重な経験となりました。広尾中学校の皆さん、豊似中学校の皆さん、ありがとうございました!



余談ですが、29日は帯広から札幌までJRで帰ろうとしたところ、低気圧の影響でJRが全線運休となりました。高速バスなど他の手段を模索した結果、帯広から旭川までバスで行き、その後札幌までJRで帰るという超遠回り経路となりました…
非常に疲れましたが、今となってはこれも良い思い出です。

2016年7月27日水曜日

広尾遠征 サポート学習編

こんにちは!
連続してM1大嶋が広尾でのサポート学習についてお伝えいたします。

環境教育の後、3時間目、4時間目の時間で広尾中学校3年生を対象に
数学のサポート学習を行いました。

先生からの紹介を受ける学生組

数学なんて久しぶりで、個人的にはとても懐かしく、楽しかったです。

数学は理解の積み重ねが大事な分野であると思うので、今回一緒に勉強したことも身に着けて、これらからの勉強の糧にしてください。


添削中の内田さん

数学を教えている相田君

サポート学習の後は、中学生のみなさんと一緒に給食をいただきました。



これまた久しぶりに給食を食べましたが、おいしかったです。
昼休みの放送でかかっていた曲にジェネレーションギャップを感じながらのひと時でした。


サポート学習に関しては以上です。
また、夏休み中にサポート学習に伺いますので、一緒にお勉強しましょう!







おまけ

広尾からの帰り道、うっかり激写されてしまいました(笑)

ネタになった大嶋


広尾遠征 環境教育編~夏の陣~

みなさんこんにちは。
ご無沙汰しております。修士1年大嶋です。

7/21に広尾町で環境教育~夏の陣~を実施いたしました。
その様子についてお伝えいたします。

環境教育春の陣では広尾町管内の中学生と新任の先生方を対象に、
オオバナノエンレイソウの生態と自然環境の関わり合いについて講演があり、
実際に実生を見てもらいました。


そして今回は、オオバナノエンレイソウの播種および苗植えを行いました。
こちらが種子採取の様子です。

オオバナノエンレイソウの種子採取の様子


採取した種子を学校に持ち帰って埋めました。実生が出てくるのは2年後です。
楽しみですね!

ポッドに種まきをする様子
みんなのポッド

つぎに、苗植えの様子について。2年前に播種をしたものをシーサイドパークに植えました。
ここから花が咲くまでには10年くらいかかります。


苗植えの様子

今回植えたオオバナノエンレイソウの花が咲くころには、環境教育に参加してくださった中学生は成人しています。彼らが大人になったころ、オオバナノエンレイソウはどうなっているのか観察しに、再びシーサイドパークを訪れてくれることを願っています。


最後に、この取り組みについて報道機関の取材を受けました。

報道機関の取材を受ける大原先生



以上が広尾遠征環境教育編~夏の陣~です。
環境教育が終わった後、広尾中学校においてサポート学習も行いましたので、
そちらについて別記事で紹介します。

2016年7月25日月曜日

川湯・網走でのエンレイソウ調査

こんにちは、お久しぶりです?相田です。
先日、7月15-17日に川湯、網走方面へエンレイソウの最後の調査に行ってきましたー。

JRを乗り継いでの移動は結構大変でしたが、無事種を付けたエンレイソウを見ることができました。


見つけたエンレイソウはこんな感じの状態でした。





花の付き方と同様に、実の付き方もまっすぐな種とそうでない種がありました。


ということで、大変絵的に地味ですがこれでエンレイソウに関する野外での調査は終了。
今後は室内での実験に取り組んでいきます。その様子もそのうち投稿しますー。










おまけ
田舎でJRを待つ間やることがなさすぎた大学生、大学院生
10年ぶりくらいにブランコに乗った気がしました。




2016年7月19日火曜日

ナガボノシロワレモコウ調査 7月

いよいよ夏の調査が本格的に始動してきました。
こんにちは、M1の内田です。今回は7月中旬に行った調査の様子をお伝えします。

今年は6月の気温が低かったためか、全体的に植物の生育が悪いような気がします。
7月に入って、ようやく気温が上がってきました。調査の日も天候に恵まれ、絶好の作業日和となりました。

先日は花茎のマーキングとネット掛けを行いました。私の調査ではナガボノシロワレモコウの花茎や花穂の大きさを計測するのですが、ネット掛けはナガボノシロワレモコウの花穂が捕食されるのを防ぐために行います。
ナガボノシロワレモコウは今はまだ小さいですが、大きい個体では私の身長(約1.5m)を超えるので、計測には一苦労です…

マーキングした花茎

ネット掛けの様子

これから定期的に花茎や花穂の計測を行っていきます。随時更新していきますので、また是非ご覧になってくださいね。

今年も調査地にネットが立ちました

2016年7月13日水曜日

ウバユリ実習が終了しました

皆さま、こんにちは!内田です。
6月から始まったウバユリ実習が昨日で終了したので、内容を振り返ってみようと思います。

この実習は北大理学部生物科学科の3年生が対象で、オオウバユリの生活史の観察や交配実験を行います。
初回のガイダンスでオオウバユリの生活史について学び、2回目の実習では2グループに分かれ、昨年度マーキングした個体の追跡調査を行いました。

マーキング個体の捜索

3回目以降の実習では、袋かけ処理や除雄処理などの交配実験を行いました。
1個体に対して複数の処理がありましたが、グループで協力して手際よく作業が進んでいました。

交配実験

5回目の実習では、オオウバユリの蜜量をキャピラリーで測定したり、蜜の糖濃度を計測したりしました。

蜜の糖濃度の計測

たった5回の短い実習でしたが、みんな真剣に取り組んでいました。
オオウバユリの結実は8月以降になります。交配実験の結果が楽しみですね。
実習に参加した皆さん、お疲れ様でした!

ウバユリ実習の様子