2018年7月17日火曜日

広尾環境教育

気づけば最後の更新から2ヶ月以上経っていました…
お久しぶりです、D1の内田です。
今回は毎年5月と7月に実施している、広尾中学校の1年生を対象とした環境教育の様子を紹介します。

5月14日に行われた環境学習では、まず「オオバナノエンレイソウが教えてくれる自然の大切さ」をテーマに、オオバナノエンレイソウの生き方や環境保全について大原先生が講義を行いました。
その後、広尾のシーサイドパークへ行き、オオバナノエンレイソウの群生地を見学しました。


野外では、満開のオオバナノエンレイソウを観察したり、発芽したばかりの実生個体を探したり、苗の移植による環境再生が行われている場所を見学したりと、充実した環境教育となりました。
 
 
 
 
7月13日に行われた環境学習では、車の乗り入れによって地面が固くなり、実生個体が育ちにくくなってしまった環境を再生するため、オオバナノエンレイソウの移植を行いました。
まず、実った果実を採取して、中学校に持ち帰り、ポットに播種しました。播種した種子は2年後に発芽します。
今回、シーサイドパークに移植した苗は2年前に播種し、今年発芽したものです。開花には約10年かかるので、無事に育ってほしいですね。
 


7月はあいにくの悪天候、そして先生不在の中での環境教育でしたが、なんとか無事に終了することができて良かったです。
広尾町役場の皆さま、広尾中学校の皆さま、ありがとうございました!!



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