2022年9月11日日曜日

オオバナノエンレイソウ救出大作戦

こんにちは。修士2年の早川です。

今回、9月4日(日)に石狩市で行われた「オオバナノエンレイソウ救出大作戦」に参加させて頂きました。

このプロジェクトは石狩市新港西にあるオオバナノエンレイソウの群生地において、道道延伸の工事に伴い消失してしまう個体を少しでも保護するべく、隣接する国有林の代替地に移植するというものです。

ただし、代替地がオオバナノエンレイソウの生息地として適しているかなど、オオバナノエンレイソウの生態についてよく理解していないと、せっかく移植をしても失敗してしまう可能性があります。

そこで今回のプロジェクトでは大原先生がアドバイザーとなり、私たちもお手伝いをさせて頂きました。

最初に今回の作業内容やオオバナノエンレイソウについて説明する大原先生。

株の掘り取り方をデモンストレーションする都築さん。

参加者全員で一生懸命植え替えの作業をしました!

当日は天候にも恵まれ、最終的に数百個体のオオバナノエンレイソウを移植することができました。

参加された市民の方々がとても楽しそうに作業をされていて、私たちも参加することができて本当に良かったと思いました!

来年の春、移植先に数多くのオオバナノエンレイソウの花が咲くことを楽しみにしています!

2022年7月17日日曜日

夏を迎えて

最後の更新からしばらく経ってしまいました。こんにちは、博士3年の都築です。

タイトルのとおり、夏を迎えて既に7月ですが、これが2022年度最初のブログ更新になります笑


4月からは新しく理学部4年の石田君が研究室に加わりました。学部4年(石田君)が1人、修士2年(高木君・早川君)が2人、博士3年(都築)が1人、計4人が今年度の学生メンバーの顔触れです。

学生はみんな卒業年次であり、また、大原先生も今年度をもって退官されるので、全員がグランドフィナーレに向けて研究に勤しんでいます!

初のフィールドワークに挑んだ4年生の石田君です。お疲れ様!

今年は全員がエンレイソウ属を対象に研究しています。春植物のエンレイソウ属は夏までが勝負。7月上旬まで全員フィールドワークに専念していました。

5月に一斉に開花します
見事な白色の花です
開花個体だけでなく、発芽一年目の実生もいます
5月末~6月初旬に花は枯れ、7月に果実が成熟します


これからはフィールドで集めたデータや持ち帰ったサンプルの解析に移っていきます。


また、長年研究室がお世話になってきた広尾町の環境教育も今年から再開されました。コロナウイルスの影響で2年間中断されていましたが、少しずつ元に戻りつつあり、嬉しい限りです。



ぼちぼち更新していきますので、ぜひまたブログをのぞきに来てください~!


2022年3月23日水曜日

生態学会(オンライン福岡大会)

こんにちは。博士2年の都築です。

今冬の札幌は雪深かったですが、ここ最近で雪が徐々に融けてきて、地面が見えるようになってきました。

少しずつ春が近付いているのを感じています。

雪の中でも掘り取り調査!本題の生態学会とは関係無い写真です


今回は、先週3月14日~19日に開催された生態学会について、ご報告したいと思います。


今回の大会は、当初は対面(福岡)とオンラインのハイブリッド開催の予定でしたが、最終的にはオンラインのみでの開催となりました。

大原研からは、牧野くん、高木くん、早川くん、芳賀くん、松窪くん、芳崎さんがポスター発表、辻本くんが口頭発表、私都築が自由集会で、それぞれ参加しました。


今回の一番のハイライトは、芳崎さんがポスター最優秀賞を受賞したことです!

修士の2年間の集大成を飾る形で終えられて、良かったです!本当におめでとう!


私個人の出来事としては、今回初めて自由集会を企画してみました。

発表をお願いした方との事前の準備や打ち合わせ、当日の司会など、初めての経験でしたが、お陰様で無事終えることができました。新たなつながりも生まれ、良かったです。


2021年度も間もなく終わります。

今回の学会を糧に、メンバー一同、新しい年度も頑張っていこうと思います!


2022年2月28日月曜日

2021年度 修士論文発表会

”こんにちは。M1の芳賀です。最後に私がブログを書いてから1年以上経っていたようです。時間が経つのは早いものですね”(2020年度 修士論文発表会より)

自分が最後に書いたブログの書き出しのM1をM2に変えるだけで使い回せることが発覚しました。というわけでお久しぶりです。M2の芳賀です。

タイトルにもあるとおり、2/14に行われた修士論文発表会についてお伝えします。去年と違うのは自分が発表者として参加したことです。まさか自分がもう一度修論発表会のブログを書くとは思ってもいませんでしたが、ちょうど良い機会なので去年の文章と比較しつつ振り返ろうかと思います。

今年度大原研では辻本、芳賀、松窪、芳崎(敬称略)の4名が修論発表を行いました。






”二人ともとても落ち着いてはきはきと答えており、会場からの質問にも焦ることなく回答していました。”(2020年度 修士論文発表会)
自分以外のM2はとても堂々としており、発表時間外の質問にも落ち着いて対応していましたが、自分は質問対して慌ててしまいました。どれぐらい慌てていたかというと発表を聞きに来た他コースの友人に「あたふたしていた」と言われるぐらいには・・・。

”来年には自分があの場に立っていると思うと身が引き締まる思いです。”
(2020年度 修士論文発表会)
後輩が来年あの場所に立ったときに、落ち着いた発表ができるように願掛けをしておこうと思います。

息つく暇もなく、約2週間後には生態学会が控えています。気を抜かずに最後まで走り抜けたいと思います。









2022年2月2日水曜日

卒業発表会

 こんにちは。大原研究室理学部4年の牧野です。


2022年という数字に全く慣れていないのにもう一月終わってしまいました。このまま一気に一年が過ぎそうな勢いです。


さて、昨日2月1日に理学部生物科学科生物学専修の卒業発表会がオンラインで開催され、発表してきました。


発表時間が短く、初めて聞く方に向けてしっかり説明するのは結構大変でした。(結局ちょっとオーバーしてしまいましたが…)


それはそうとZoomによる発表っていうのはいまだに慣れません。「本当にみんなに見えてるのかな…?」「実は繋がってなくてパソコンに向かって喋ってるだけだったりして…?」と頭によぎってしまいます。


練習会の様子。直前まで修正が続きます。



当日は院生室から参加しました。


いずれにせよ無事に終わって何よりです。


今度は修士の皆さんの発表練習が始まっています。


こちらの発表にも注目です。