2021年12月19日日曜日

Ecology Across Borders 2021


こんにちは。博士2年の都築洋一です。

気付いたらもう年の瀬ですね。


12月9日-15日に、「Ecology Across Borders 2021」という国際学会に参加してきました。

この国際学会は、イギリスの生態学会(British Ecological Society)とフランスの生態・進化学会(French Society for Ecology and Evolution)の合同大会で、イギリスのリバプールでの現地開催と、オンラインの、ハイブリッドで開かれました。

私はオンライン参加したので、札幌から参加していました。

全てがパソコン画面上で進行しました。
これは私のポスター発表のページです。

今回私はポスター発表をしました。2分程度の紹介動画を作ったりと、これまでにないスタイルの発表だったので新鮮でした。

オンラインになった分、海外の学会に参加しやすくなったと感じる一方で、やはり直接会って議論しないと手応えがないなあとも、感じた大会でした。社会の状況が落ち着けば、実際に海外に足を運んで参加したいものです。


種生物学会と、この国際学会が終わり、学会関連のイベントは一段落です。これから年度末に向けて、メンバー一同頑張っていこうと思います!


2021年12月7日火曜日

第53回 種生物学シンポジウム@オンライン

こんにちは。今年度から大原研究室に所属させていただいているM1高木です。 

入学から今日までで、もう8か月ほど経過していますがあっという間の8か月間でした。(あまり8か月単位で振り返ることはないと思いますが。)     

2021年という西暦にもようやく慣れてきたところですが、もうすぐおさらばとなりそうです。毎年、その年の数字に慣れたころには次の年がやってくるというような気がします。 



さて、先日の12月3日~5日にかけて、Zoomによるオンラインでの種生物学シンポジウムが開催されました。

大原研究室からはM2の4名、辻本さん、松窪さん、芳賀さん、芳崎さんがポスター発表を行いました!

先輩方の発表に対して、チャットなどで「面白い!」と興味を持っている方々がたくさんいて、自分のことのように嬉しかったです。 

私自身は、ポスター発表をしませんでしたが、シンポジウムに参加して色々な方々のポスターを拝見させていただきました。 

どのポスターも、研究や対象種への愛に溢れたもので、冬なのに熱かったです! 

拝見させていただいたポスターはどれも膨大で詳細なデータに基づいて深い考察がなされており、聞いているだけで非常に勉強になりました。 

刺激もたくさん受けたので、これからの自分の研究に繋げていけるように頑張りたいです!

2021年10月11日月曜日

今年度のウバユリ実習

はじめまして! 
今年度から大原研究室に所属させて頂いている、修士課程1年の早川貴将と申します。 
どうぞよろしくお願い致します。 


さて、今回は少し前のことになってしまいますが、6・7月に行われたウバユリ実習についてお伝えさせて頂こうと思います。


新型コロナウイルスに関しては、今年度もまだまだ油断できない状況が続いております。
そんな中ではありますが、今年度のウバユリ実習は、前半はオンライン、後半は対面で行い、無事に終えることができました。


オンラインの回は、ウバユリの生活史などを知ってもらいました。
先生からのご説明に加え、環境科学院横の実習場所からzoomでリアルタイム中継を行うことで、オンラインでも分かりやすい、とても充実した内容となっていました。

実際の中継画面

1台をカメラ用、1台をマイク用にしてリアルタイム中継。


対面では、例年行っている交配実験や蜜量・糖濃度測定のほか、蛍光パウダーを用いた花粉の移動を観察するデモンストレーションも行いました。 

普通、雄しべの先端についている花粉は訪花昆虫の体に付着し、その昆虫が次に訪れた花に移動します。
蛍光パウダーはブラックライトを当てると光るので、擬似花粉として雄しべの先端に付けておくことでどの花へ移動したかを観察することができます。

下の写真は、この仕組みを模型で説明している様子です。

教室の前方と後方に花(の模型)。

その間で、昆虫が蛍光パウダー(擬似花粉)を運ぶ様子を再現。


この蛍光パウダーについては、実際に野外で観察してみたい!という声もあったので、希望された方には別の日の朝と夕方にも集まって頂き、番外編として観察を楽しんで頂きました。

ブラックライトで光る蛍光パウダー。

皆さんとても楽しそうに観察されていました。


皆さん大変意欲的に取り組んで下さり、とても良い実習になったと思います! 
参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!

2021年5月6日木曜日

新年度始動!

こんにちは。今年度から博士課程2年になった、都築洋一です。

新年度を迎えて、大原研究室、始動しはじめています!


今年度の大原研には、高木雄登くん(修士1年)、早川貴将くん(修士1年)、牧野海斗くん(学部4年)の3人が新たに加わりました。

女性三人が抜けたかわりに、男性三人が加わることになり、一気に男女比が変わりました(笑)。


以前のように、対面でボーリングや食事に興じることはできませんが、オンラインで新メンバーの歓迎会を開きました。

各自が自分の趣味を紹介するなど、去年からいるメンバー同士でも互いの知らない部分を知ることができ、盛り上がりました。

オンライン飲み会も、慣れれば楽しいものですね。


総勢9人。パソコン画面上で丁度おさまりがいい人数です笑


徐々に暖かい気候になり、各メンバーの対象種をはじめ、植物たちも顔を出し始めています。調査シーズンの到来です。



今年もみんなで楽しく、研究生活を頑張っていこうと思います!


2021年4月30日金曜日

卒業生送別会

 こんにちは。

初めまして。昨年度より大原研究室に所属しております、M2の松窪と申します。

昨年度はブログを書く機会がありませんでしたので、初の投稿となります。

今後ともよろしくお願いいたします。


本日は、昨年度末に行われた卒業生送別会の様子についてお伝えします。

生態学会に向けた練習会を行った後に、卒業生のD3内田さん、M2高橋さん・宮本さんの3名へささやかながらプレゼントを贈らせていただきました!



(一瞬のみマスクを外し撮影しました!)


(久々の集合写真です)



また、大勢が一堂に会しての食事はまだまだできそうにありませんので、今年度の追いコンはオンラインでの実施となりました。

(年度末特有の解放感が読み取れますね!笑)

コロナの影響でこれまでとは大きく異なる日常となりましたが、様々な場面で大変お世話になりました。
ありがとうございました!

皆様のご活躍を札幌からお祈りしています!!


2021年4月1日木曜日

日本生態学会第68回大会

こんにちは。
大原研究室所属の芳崎です。
2020年度中にブログを書く約束をしていたのですが、今日になってしまいました。まだセーフですね。

前回の投稿と順番が前後してしまいますが、
3月17日から21日まで生態学会がありました。
大会史上初の完全オンライン大会でした。

私自身、生態学会に少しこだわりがあったので、
ギリギリまでポスターを修正しており、
アップロードが遅くなってしまいましたが、
たくさんのコメントをいただけて本当にありがたかったです。
いただいたコメントをもとに、
より研究内容を充実させることができたらと思います。

19日の懇親会は、
全員が動物のアバターとなって、誰にでも話しかけることができる仕様でした。
私は植物について学びたいと考えるきっかけとなった先生に
4年ぶりにご挨拶ができたことがとても嬉しかったです。

生態学会に参加するにあたり、
多くの人に助けていただき、発表することができました。
みなさん、ありがとうございます。

2021年3月30日火曜日

研究室見学

こんにちは。4月からM2となる辻本です。

本年度も残り僅かとなりましたね。

 

322日に3人の1年生が研究室見学に来てくれました!

 

大原先生の授業を受講したことをきっかけに、研究室に興味を持ってくれたそうです。

 

1年生にとって研究室配属されるのは随分と先のことのように思えますが、

それにも関わらず3人は自ら進んで先生とコンタクトを取り、直接足を運んでくれました。

その行動力と主体性は、我々も見習わなければならないと感じさせられました。

 

1年生の皆様、お話できて非常に楽しかったです!ありがとうございました!

またいつでもお越し下さい!

2021年2月9日火曜日

2020年度 修士論文発表会

こんにちは M1の芳賀です。最後に私がブログを書いてから1年以上経っていたようです。時間がたつのは早いものですね。

今回は2月8日に行われた修士論文発表会についてお伝えします。

今年度大原研では宮本さんと高橋さんが今までの研究成果について発表を行いました。二人ともとても落ち着いてはきはきと発表しており、会場からの質問に対しても焦ることなく回答していました。

来年には自分があの場に立っていると思うと身が引き締まる思いです。





二人とも発表お疲れ様でした。






2021年2月6日土曜日

内田さん 学位論文審査会

おくればせながら、新年あけましておめでとうございます。
博士1年の都築です。

昨年はコロナウイルスの流行で経験したことのない一年となり、当研究室の活動も少なからず影響を受けました。
今年は少しずつ、日常を取り戻していけるといいですね。


さて、去る1月25日に、当研究室の博士3年の内田さんの学位論文審査会がありました。

学位論文審査会は、博士号を取得するにあたって、3年間の研究内容を発表して審査を受ける場です。40分に及ぶ発表と、その後の質疑応答で構成されます。いわば、これまでの研究の総決算の場です。

研究内容を上手く、論理立てて、わかりやすく発表できるように、何度も練習を重ねて当日に臨みました。


コロナウイルス対策のため、Zoomによるオンライン配信を併用しつつ、対面での参加人数を制限して、途中で換気をしながら、大きな部屋で開催されました。

たくさん練習した甲斐あって、発表も質疑も滞りなく終えられました。
内田さん、お疲れ様でした!